意識しておきたいコツ
読む力、問題を解く力をあげていくときに、武田塾が推奨している参考書のみをこなせばよいものではなく、先ほどの能力をあげるためには、普段現代文を解くときに心がけることがいくつかあります。
現代文を解くときに心がけること
1つ目は、現代文に極力毎日触れることです。1日に6題解くよりも、毎日1題ずつ解いた方が能力はあがります。現代文の読み方はなまるのがはやいです。ある一定レベルまで達すれば下がらなくなりますが、あがりきるまでは絶対毎日触れた方がよいです。
2つ目は、正解は正解だと認めることです。基本的に本文を書いた人が設問を作っている訳ではありません。そうすると、自分の読み方と作成者の読み方は違うかもしれないという前提に立たなければいけません。問題作成者が何を聞きたくてこの問題を作ったのかを読まなければいけません。最初は自分の読み方と一致せず納得できないことも多いと思いますが、答えは答えなので、どうやったらその答えにたどり着けるかを考えることから始めましょう。
3つ目は、現代文を解いた後答えを確認する際に、初見で解いた点数は気にしないでよいです。解いた文章を全部解説できるのか、問題の根拠を一週間後に聞かれても説明できるかなど解説含めて完璧にすることを意識してください。完璧の目安としては、自分よりも現代文ができない人に解説できるかどうかです。解説を丸暗記してはいけません。